蓮川家の人々。カッコの中の数字はプログラム当時の年齢。
父:蓮川修造(45):ハスカワ シュウゾウ
蓮川家の家主。代々続く農家を経営するはずだったが時代の流れに乗り田の半数を売り払う。巨額の富を手に入れたがそれを使って毎日酒に明け暮れる。アルコール中毒で最近ではまともに仕事をしない。司を忌み嫌っている。
母:蓮川美津子(享年41):ハスカワ ミツコ
修造の妻。心臓に持病があるため薬の常備は欠かせない。男尊女卑の家風の名の下に、夫・長男・次男・三男からうとがられていた。優しい性格で司のことを一番大事にしていた。司が中学2年生になった夏に心臓に異常をきたし、死亡。
長男:蓮川晴一(23):ハスカワ セイイチ
蓮川家の長男として幼い頃から英才教育を受けてきたエリート中のエリート。家業を継ぐために今は無職だが、今となっては父の代わりに会計方を務め、母の代わりに下の弟2人の面倒を見る家庭的な面も。
次男:蓮川貴正(20):ハスカワ タカマサ
物心ついていた時には既に母親の目が別のほうにあったため自我があまり発達せず引きこもりの毎日を過ごす。行動や話すことがよく分からないことが多く、部屋からも滅多に出てこない。母親や司とよく似ており、長い黒髪に色白の肌を持つ。
三男:蓮川時哉(17)ハスカワ トキヤ
次男に失望した父親が英才教育を押し付けたが、それに反発して不良の道へと入る。性格もぶっきらぼうで大雑把。口が悪く、態度もでかい。髪の毛を茶色に染めて耳にピアスをあけている。素行が悪く警察のお世話になることも。
四男:蓮川真人(12)ハスカワ マサト
司を挟んでの弟の為にあまり男尊女卑の思考を押し付けられなかった。しっかりもので運動勉強ともどもできる努力家タイプ。弟思いのいいお兄ちゃんで、おなじミニバスケットボールクラブに通っている。
五男:蓮川洋介(10)ハスカワ ヨウスケ
6人兄弟の末っ子のために母親にべったりの甘えっ子・泣き虫だった。今では晴一や真人が母親代わりで、いつも金魚の糞のようにくっついてまわっている。司に対しても母と似ているために敬慕の情がある。
長男の妻:蓮川夏樹(22)ハスカワ ナツキ
晴一とは高校3年からの付き合い。金の亡者で、嘘をつくのが恐ろしく巧みである。しかし息子の泰のことは溺愛している。晴一に愛がないわけではない。いわゆるできちゃった結婚。旧姓は安住。
長男の息子:蓮川泰(0)ハスカワ ユタカ
プログラム後に生まれた晴一の息子。母と洋介から寵愛を受けている。

プログラムに関連して
担当教官:夏葉翔悟(29)
教師になろうとして大学進学していたが途中になってプログラム担当教官の道を歩むことになる。担当教官だけでは金にならないので教師の資格を取り直し、上にねだって自分がプログラムの担当教官になるクラスへ転属させてもらっている。
タバコが大好きで、寝不足からか目の下にうっすらとクマがある。髪の毛は薄く茶色に染められて目つきが鋭い。放置主義を徹底していて、よく校長に呼び出されることもしばしばあった。妻と2人の子持ち。
副担当教官:青沼聖(24)
見習い新米プログラム担当教官。担当教官のサポートという名の訓練中で、夏葉の下につき今回で2回目の訓練となる。(前回も夏葉と共にプログラムを担当していた)
年のわりにはどこか幼く背も小さい。「〜っす」というのが口癖で、よくはにかんだ笑顔を浮かべている。それでも銃の腕前は誰にも負けないし、ひとたび銃を握れば夏葉でも押さえられないほどの裏の性格が出る。夏葉翔悟は頼れる兄貴的存在。

その他の人
ミハエル・エアハルト(35)
純潔のドイツ人でこの国には(一応)留学生として来ている。本来の目的はこの国の中央集権国家を学んでドイツに再度第三帝国を築き上げるのが夢らしいネオナチの人間。蓮川家の近くに住んでいて、司が小さいころ、よく公園で一緒に遊んだ。そのときに彼の尊敬するアドルフ・ヒトラーの話を司にしたことが彼女の考え方を変えるきっかけとなった。


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