* 第 2 章 : 影のない女 --- a woman not having a shadow --- * | |
陰影*Conductor | 私は舞台で踊る道化師。さぁ、手を叩いておくれ、殺しのアンコールだ |
裏切*Basso continuo | 黒い絵の具は、どんなにがんばっても白にはならないのである |
約束*Con fuoco | 私は世界一幸せな人間です。疑うこともせず、何も知らずに信じています |
覚醒*Renaissance | 答えって何のためにあるか知ってる?出すためにあるんだよ |
出会*Appenato | 私たちは少しずつ狂っていて、集まってやっと完全に狂う |
慕情*Appenato | 美しい人生を送るには多少毒が必要なのです。ちょうど薔薇に棘があるように |
逆上*Agitato | いらない、何もかもいらない。見えすえた嘘も、踏み躙られる為の希望も |
横取*Duramente | 天はいつも私のことを見てくださっているの。だから私は運に強い |
正当*Doloroso | 異常と正常の境目がわからなくて、今もまだ手を伸ばしている |
防衛*Rain or shine | 死は鴻毛よりかろしと覚悟せよ |
背徳*Captive | 経験が知る死と言う壁とその乗り越え方。なぁ、それをお前らは知ってるのか? |
時間*Opera seria | なぁ、神様。平和って何かな、日常って、なんだったんだろう |
発見*nowhere | 裏切りと憎しみから、あなたは何を得ましたか?私は―― |
背中*Quodkibet | 透明な声でどんなに叫んでみても、もう君には届かない |
驚愕*Estino | ありのままの事実を飲み込めるほど僕は強くない。強くないんだ |
怖気*Elegy | ぜんまい仕掛けのブリキのおもちゃ、ゆらり揺られて朽ち果てる |
離別*Beholder | さよならの一言さえ告げずに死ぬなんて、裏切りよりもひどい仕打ちかもしれない |
奇矯*Abandon | 一瞬にして崩れ去るんだ。積み木のお城も砂で作った豪邸も |
兄弟*Prima donnna | この世界にたたずむ怒りや悲しみに打ち勝つことが出来たなら |
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